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空室期間を聞いて交渉を優位に進められる?

誰しもが賃貸物件を探すときには、好条件の物件への入居を希望するものです。
とはいっても条件がいいところを選ぶと家賃は高くなるのも確かです。
自分の条件と家賃の限界点、この両者の狭間でジレンマに直面することが部屋探しでは多くなるものです。
気質的に不動産屋を相手にして主導権を握って交渉できる人は多くいないはずです。
しかしたとえ一か月1000円であっても、一年に換算すれば12000円の出費の抑制に繋がります。
ちりも積もれば山となるもので、値段交渉で少しでも安くできれば固定費を削ることも叶います。
そこで家賃交渉のポイントを考えてみましょう。

交渉では相手方との間で合意に達することが無ければ意味がありません。
家主であったり不動産屋であったりしますが、自分の希望だけを強硬に主張するだけでは合意に到達するのは難しいのが現実です。
それではどのような交渉材料が想定されるのでしょうか。

特に大家が嫌う事態は空き室リスクに直面することです。
例えば月8万円の家賃のマンションが一つあれば、そこが空き室になるということは8万円がまるごと収入から消えることになります。
空き室になれば直ちに収益減につながるので、空室期間が長期化すれば機会損失も累積していくことになる訳です。
そこで空室期間が長くなっている物件ほど、空き室を回避して回転率をあげるために値下げ交渉に応じてくれる可能性がでてきます。
空室期間が長期化する傾向が明らかなのは、いわゆる事故物件です。
事故物件とは、自殺や事件などが過去に発生した経緯をもつ物件のことです。
事前に事故物件であることが判明しているなら、その点を交渉材料にして値下げを持ちかけてみると応じてくれる可能性もでてきます。

それでは人気の高い物件で、家賃も相場よりも高いような物件では交渉の余地はないものでしょうか。
そもそも一年のうち入学前の2-3月、転勤時期の7-8月は不動産屋も掻き入れ時なので、交渉の余地は小さくなります。
しかし繁忙期後の4-6月や10-12月は狙い目です。
先ほどご紹介したように、家主は空室をなんとしても回避しようとする傾向があります。
いくら人気物件とは言え、繁忙期にも埋まらなかったのであれば、回転率をあげるために相場より高い家賃でも、少なくとも相場程度に下げることの動機付けが生まれます。
そこで繁忙期が終了した頃合をタイミングにして、部屋探しを行えば値下げ交渉を成功に導くチャンスも高くなることが期待できます。